家で飲むビールとお店で飲むビール、やっぱりお店で飲んだ方が一段とおいしい。そう思っている方も多いですよね。
実際、ビールサーバーを使っているお店のビールは、缶や瓶のビールよりもおいしいというのもあるのですが…
実は、ビールを飲むグラスによってもビールの味が変わるというのはご存じですか?
居酒屋やビアガーデンでジョッキで飲むビールや、バーでおしゃれなグラスで飲むビール。おいしいですよね。
あのおいしさの秘密は、ビールの味を引き立てるビールグラスにもあるのです。
つまり、おいしく飲めるビールグラスを手に入れれば、家でのビールもお店の味に近づくという事になるのです!
そこで今回は、家で飲むビールを断然おいしくするビールグラスの選び方について紹介いたします。
この記事を書いた人
ビール歴20年。家で飲むのはビール系のみ。
飲み屋さんに行ってもビール、ビール、ビール!
だが、最後の一杯だけはレモンチューハイ。
ビールグラスの選び方
「ビールが好き」と一言に言っても、人によって喉ごしを楽しみたい人や、香りや味わいを重視して楽しみたい人など様々いますよね。
ビールグラスにも使用している素材や形状によって、喉ごしをより良くしてくれたり、香りを長く楽しめたりといった特徴があります。
つまり、好みに合った特徴を引き出してくれるビールグラスを選ぶことで、より家で飲むビールをおいしく楽しむことができるのです。
それでは、好みに合ったビールグラスを選ぶための、グラスの「素材」や「形状」ごとの特徴を紹介していきます。
ビールグラスの素材
ビールグラスによく使われている素材は主に「ガラス」「ステンレス」「陶器」の3種類です。
ガラス素材の特徴
ガラスはビールグラスの素材としては最も一般的です。
そのため品数も豊富で、形状のバリエーションも多く選べる選択肢が多いのが特徴です。
そして、透明なグラスで視覚的にもビールを楽しめるのはガラス素材最大の特徴です。
泡の量にこだわって注いだり、ビールごとの色の違いを楽しめるのはガラス素材だけと言えるでしょう。
こんな人におすすめ!
- ビールを視覚でも楽しみたい
- グラスの形状にもこだわりたい
ステンレス素材の特徴
ステンレス素材の特徴はなんといっても保冷性の高さです。
注いでから時間がたっても冷たさを維持してくれるので、ゆっくり飲んでいきたい人には特におすすめです。
ガラスと違い割れる心配もないので扱いが容易なのもポイントです。
こんな人におすすめ!
- 保冷性の高さを求めている
- 割れる心配がなく扱いやすいグラスがいい
陶器素材の特徴
陶器素材の特徴は泡立ちの良さです。
陶器の細かな凹凸が注いだ時にきめ細やかでクリーミーな泡を作りだします。
泡を重視して楽しみたいという方には特におすすめです。
こんな人におすすめ!
- ビールの泡にこだわりたい
ビールグラスの形状
ビールグラスの形状は細かく分けると多種にわたりますが、ここではおすすめの形状のものを紹介します。
ピルスナーグラス、ヴァイツェングラス
ピルスナーグラスやヴァイツェングラスは細長い形状が特徴のグラスです。
細長い形状のグラスは、細かな泡が立ちやすく、泡が長持ちするのが特徴です。
泡はビールの香りをグラスにとどめてくれるので、泡が長持ちすることで、ゆっくりと飲んでもビールの香りを最後まで楽しむことができます。
こんな人におすすめ!
- ゆっくりと飲んで香りを楽しみたい
- ビールの泡を楽しみたい
タンブラーグラス
グラスとしては最も一般的な形状ともいえるタンブラーグラス。
まっすぐな形状は、喉までスッとビールが入ってくるため、喉ごしをより楽しむことができます。
また、ビール以外にもハイボールや酎ハイを飲むのにも適しているので、一つ持っておくと非常に便利なグラスです。
こんな人におすすめ!
- ビールの喉ごしを楽しみたい
- ビール以外の飲み物にも使用したい
ジョッキ
家でもビアガーデンや居酒屋のような雰囲気で飲みたい!という方にはやはりジョッキがおすすめです。
ガラスに厚みがあり、まっすぐな形状のジョッキは、爽快な喉ごしを楽しめます。
また、底が広く安定している形状のため、お子さんと同じ食卓で飲む場合にも倒れる心配が少なく安心して飲むことができます。
こんな人におすすめ!
- ビアガーデンや居酒屋のような雰囲気を味わいたい
- 爽快な喉ごしを楽しみたい
おすすめのビールグラス
それでは、各素材や形状のおすすめのビールグラスを紹介します。
松徳硝子 うすはり ビールグラス(ピルスナー)
おすすめのポイント
大正11年創業の老舗ガラス食器の製造会社、松徳硝子から発売されているピルスナーグラスです。
その特徴はなんといってもガラスの薄さ。
限りなく薄く作られたグラスは唇に触れたときの異物感が限りなく少なく、最高の飲み心地を味わうことができます。
東洋佐々木ガラス ビールグラス 薄づくり
おすすめのポイント
東洋佐々木ガラスから発売されているビアーグラスです。
ヴァイツェングラスタイプの形状で香りをより長く楽しむことができます。
耐久性、安全性も考慮されており、食洗器もOKで取り扱いのしやすさもポイントです。
東洋佐々木ガラス グラス 薄氷 タンブラー
おすすめのポイント
こちらも東洋佐々木ガラスから発売されているタンブラーグラスです。
薄づくりのグラスで口当たりも良く、タンブラータイプなのでいろいろな用途で使いやすくおすすめです。
こちらも食洗器対応でお手入れもしやすいです。
アデリア ビールジョッキ
おすすめのポイント
アデリアは創業200年の石塚硝子株式会社の食器ブランドです。
そのアデリアから発売されているビールジョッキです。
非常にシンプルでまさにビールジョッキという見た目が、家で飲むビールをお店で味わっているかのような感覚にしてくれます。
パール金属 タンブラー ステンレス
おすすめのポイント
パール金属から発売されているステンレスのタンブラーです。
真空断熱構造になっており、冷たさを長い時間キープしてくれます。
タンブラーですが少しくびれがあり、泡立ちや香りも十分に楽しめるグラスです。
パール金属 ジョッキ ステンレス
おすすめのポイント
こちらもパール金属から発売されているステンレスのジョッキです。
こちらも真空断熱構造と共に、飲み口の部分が薄く作られていて、冷たさを持続しつつ口当たりの良さもあるジョッキです。
構造上結露もしにくいので、ゆっくり飲んでいてもテーブルが濡れることが無いもの良い点です。
サーモス 真空断熱タンブラー
おすすめのポイント
ステンレスのタンブラーといえばサーモスを思い浮かべる人も多いかと思います。
こちらも保冷性に優れており、食洗器にも対応しているのでとても扱いやすい商品です。
こちらは600ml入るサイズなので、500ml缶を一回で注ぎたいという方には特におすすめです。
エールネット(Ale-net) 金銀流し 泡立ちカップ 美濃焼
おすすめのポイント
エールネットから発売されている美濃焼のビールグラスです。
陶器の特徴通りのクリーミーな泡立ちでビールを楽しめます。
まとめ
今回は、家で断然おいしくビールを飲むためのビールグラスの選び方について紹介しました。
ビールグラスはその素材や形状によって、ビールの味の感じ方を変化させ、自分好みのビールの楽しみ方を引き立ててくれるものです。
昨今、家で飲む機会が増えたという方も多いと思うので、家飲みを楽しむ意味でもビールグラスを買ってみるというのはとてもおすすめです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また!
にわとりちきん(当ブログ管理人)