混戦が続く今年の春のG1ですが、今週は牝馬限定G1のヴィクトリアマイルが開催されます。
今回はとうとう絶対的本命になりえそうな実績のある馬が出てきますが、はたしてデータ的にはどうなのでしょうか。
今回も過去5年のデータ分析を行い、本命馬候補、穴馬候補を探していきたいと思います!
目次
ヴィクトリアマイル過去5年の3着以内馬の傾向
傾向1 G1で連対
過去5年の3着以内馬15頭中7頭がG1で連対経験がありました。
特にこの条件の馬は、前走大敗から巻き返しのパターンが多く、
該当例を挙げると、
2016年 ストレイトガール (阪神牝馬S 9着→Vマイル 1着)
2020年 アーモンドアイ (有馬記念 9着→Vマイル 1着)
2020年 ノームコア (高松宮記念 15着→Vマイル 3着)
さらに遡ると、
2014年 ヴィルシーナ (阪神牝馬S 11着→Vマイル 1着)
2014年 メイショウマンボ (大阪杯 7着→Vマイル 2着)
2013年 ヴィルシーナ (大阪杯 6着→Vマイル 1着)
2013年 ホエールキャプチャ(阪神牝馬S 14着→Vマイル 2着)
と、前走着順に関係なく馬券に絡んでくるパターンが非常に多い。
前走負けでオッズが上がるようであれば狙い目になるパターンでもあるので、実績馬は抑えておく必要がある。
傾向1の該当馬
- グランアレグリア
- レシステンシア
- ダノンファンタジー
- サウンドキアラ
- マルターズディオサ
- マジックキャッスル
- シゲルピンクダイヤ
傾向2 G1連対がない馬は年内に重賞で3着以内
G1での連対経験が無かった馬8頭中6頭は年内の重賞で3着以内に一度は入っていた。
例外は2018年ジュールポレール(前走阪神牝馬S 5着)と2017年デンコウアンジュ(前走福島牝馬S 4着)。
ジュールポレールは後述の傾向3に当てはまっているのでやや状況は異なるが、基本的には上がり馬については年内の重賞で好走し勢いがついている馬が良さそうだ。
傾向2の該当馬
- ディアンドル
- ランブリングアレー
- デゼル
- イベリス
- テルツェット
- シャドウディーヴァ
傾向3 2年連続での好走例が多い
近5年では、
ストレイトガール(2014年 3着→2015年 1着→2016年 1着)
ジュールポレール(2017年 3着→2018年 1着)
ノームコア (2019年 1着→2020年 3着)
さらに遡ると、
ヴィルシーナ (2013年 1着→2014年 1着)
ホエールキャプチャ(2012年 1着→2013年 2着)
コース適正が出やすいのか他のレースでは凡走が続いている馬でもヴィクトリアマイルだけは好走するという例も多いので、前年である程度好走している馬は積極的に狙いたい。
2015年ストレイトガールと2018年ジュールポレールは傾向1、2ともに満たしていなかったが、両馬とも前年3着から1着に着順を上げてきている。
傾向3の該当馬
- サウンドキアラ(前年2着)
参考馬
- ダノンファンタジー(前年5着)
- シゲルピンクダイヤ(前年6着)
ヴィクトリアマイルの注目馬
今回のデータ分析からの注目馬は、
本命候補
- グランアレグリア
相手候補
- レシステンシア
- サウンドキアラ
- マジックキャッスル
穴候補
- シゲルピンクダイヤ
- ダノンファンタジー
以上の6頭をあげたいと思います。
グランアレグリアは実績もさることながら前走敗戦もデータ上はマイナス要素無しということと、昨年同コースの安田記念で勝っているという点は傾向3の類似として十分に強調できる材料と言えます。
やはりここは最有力と言わざるを得ないでしょう。
昨年2着のサウンドキアラ、高松宮記念2着のレシステンシアも上位と見て、面白そうなのはマジックキャッスル。
秋華賞2着に前走阪神牝馬Sでも2着と傾向1、2に当てはまっているのは好材料に見えます。
穴候補はダノンファンタジー、シゲルピンクダイヤあたりが面白そうです。
前走の敗戦でオッズが上がるようなら楽しみも増えそうです。
まとめ
今回はヴィクトリアマイルの過去5年の3着内馬からデータ分析し、注目馬をピックアップしました。
注目馬を6頭上げましたが、傾向に当てはまっている登録馬は13頭いるので、最終的な出走馬や当日の天気、馬場予想も考慮したうえで最終予想はしていきたいと思います。
当ブログのヴィクトリアマイルの最終予想は土曜日に公開予定です。
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