競馬予想のコツ

【競馬予想の仕方】初心者~中級者まで必見!基本的な5つの手順で予想をする方法

2021年5月21日

どうも、にわとりちきんです。

今回は、

  • これから競馬を始めてみたい
  • 自分で予想をしてみたいが、何から始めたらいいのかわからない
  • 予想を自分でしているが、何をポイントにしていいのかいまいちわかっていない
  • 競馬予想のコツを知りたい

という方向けに、競馬予想の初歩的な部分から、基本的な予想手順、予想のポイントを解説

自分でレースの予想をして競馬を楽しむための方法を紹介します。

この記事を書いた人

にわとりちきん(当ブログ管理人)

  • 競馬歴25年
  • 競馬予想を中心としたブログを運営中
  • 2020年の回収率は120%

競馬予想の基本的な5つの手順

 

まずは競馬予想をするうえでの基本的な手順を紹介します。

 

「競馬予想の基本的な手順」は、

  1. レースの情報を集める
  2. 出走馬の能力を判断する
  3. 出走馬の当日の調子を判断する
  4. レース展開を予想する
  5. 能力、調子、レース展開、騎手を総合的に判断して印をつける

という5つのステップを行うことが基本になります。

競馬の予想歴が長くなってくると、これ以外にもいろいろな要素を予想に組み込んでいく人もいますが、基本的にはこういった予想をベースに独自のデータなどで味付けをしていくような形が多いです。

 

レースの情報を集める

 

では手順の一つ目、レース情報の集め方を紹介します。

 

レース情報の集め方は様々ありますが、基本的には下記4つの方法の中から選ぶのがおすすめです。

それぞれに特徴があるので解説していきます。

 

JRAの公式HPを見る

最も手軽にレース情報を入手できるのがJRAの公式HPです。無料で見れるページですが、予想に必要な情報はかなり揃っています。

また、初心者の方が競馬予想で最初に苦戦する「馬柱」の見方を解説しているページがあるので、初心者の方はまず馬柱の見方のページを見ておくことをおすすめします。

しかし、指数や予想家の予想などはないため、初心者がこのページだけで予想するのはやや難しいです。

ポイント

  • 無料で見れる
  • 出走馬に対する情報量はかなりしっかりしている(各馬の全成績詳細やレース条件別の成績などが見れる)
  • 予想家の予想などはないため、初心者がここだけで予想するのは少し難しい
  • 「馬柱の見方」は初心者の味方

 

スポーツ新聞を購入する

コンビニや売店、競馬場内でも購入が可能です。値段は150円前後です。

外出時や競馬場で予想する際にパソコンを持ち込めない場合は紙面を購入して予想すると良いでしょう。

ペンで直接書き込めるので、気になったことをメモしやすいのもポイントです。

あくまでスポーツ新聞の1コーナーなので馬に対する情報量は少ないですが、予想家の予想があるので初心者の予想の助けにはなります。新聞によっては独自の指数を出しているものもあります。

ポイント

  • 値段は150円前後
  • 情報量は少なめだが、予想家の予想が見れる
  • 一部の新聞では指数もある

 

競馬新聞(競馬専門紙)を購入する

こちらもコンビニや売店、競馬場内で購入が可能です。値段は500円前後です。

情報量はさすが専門紙という多さで、指数や予想家の予想、調教の情報なども豊富。

とくに調教師やトラックマンのコメントなどが豊富で、現場の生の情報が得られるのが強みです。

弱点は紙面という特性上スペースに限りがあるので、各馬の全成績詳細が見れないことです(概ね近5~7走までの成績が見れます)。

ポイント

  • 値段は500円前後
  • 予想に必要な情報はほぼ揃う
  • 現場関係者のコメントが豊富で、馬の調子や仕上がり度などがある程度事前に把握できる
  • 各馬の全成績詳細は見れない

 

競馬予想専用ソフトを使用する

パソコンやスマホで使用できる競馬予想専門ソフトやアプリが無料から有料まで様々あります。

それぞれ独自の指数などで予想を強力にサポートしてくれるものもあるので、好みに応じて使用すると予想の精度が上がります。

個人的には私も使用しているJRAのサービスの一つJRA-VAN ネクストがおすすめです。基本的に予想に欲しい情報はこれ一つで手に入ります。

さらに、こちらもJRAのレーシングビュアーというサービスと連携すると、過去のレース映像がすべて動画で視聴出来たり、当日のパドック、レース映像をJRA-VAN ネクストから簡単に視聴できるようになる優れものです。

ただし、月額料金がJRA-VAN ネクストは880円、レーシングビュアーが550円とそれなりの値段がします。

なので、今から競馬を始めてみようという方には少し早いかもしれませんが、何度かやってみて本格的に競馬予想をやっていこうという方には非常におすすめです。

ポイント

・JRA-VAN ネクストの場合

  • 月額料金は880円
  • 情報量は圧倒的、過去のレース情報の詳細から種牡馬、母馬、騎手、厩舎などの情報までワンクリックで何でも見れる
  • 指数はあるが、予想家の予想は無い
  • パソコンだと非常に見やすいが、スマホ版は見づらいのでパソコンでの使用を推奨

・レーシングビュアーを連携する場合

  • 月額料金は550円追加
  • 当日のパドック、レース映像がほぼリアルタイム(実際のレースから約3分ほどの遅れ)で見れる
  • 過去のレース映像や調教の映像もJRA-VAN ネクストの画面からワンクリックで見れる

 

出走馬の能力を判断する

 

レース情報の入手が出来たら次は出走馬の能力を判断していきます。

 

出走馬の能力を判断するためには「馬柱」を見るのが基本です。各馬の馬柱を見て能力の判断をしていきます。

まだ馬柱について十分に理解できていないという方は、こちらの馬柱の見方のページを開いて同時に見ながら読んでいくと理解しやすいです。

 

近走の成績

まずは、近走の成績を見ていきます。

近走成績には多くの情報が記載されていますが、まずは「着順」「1着馬との着差」「上がり3ハロンのタイム」の3つに注目すると良いでしょう。

 

着順

近走の着順は、馬の能力を見るうえで最も簡単な指標です。

単純に考えて、より良い順位になっている回数が多いほど馬の能力が高いと考えることができます。

ざっくりとした目安としては、5着以内に入っている回数が多い馬は安定していて狙いやすいです。

また、着順を見ることで馬の調子や成長度合いなども判断する要因になります。

近走に近づくにつれて着順が上がってきている場合は、調子が上がってきていたり、馬が成長してきている可能性があります。

逆に着順がレースごとに下がってきている馬は調子が落ちてきていたり、能力が衰えてきている可能性があります。

ポイント

  • 良い着順に多くなっている馬を評価する
  • 最近のレースになるにつれて着順が良くなってきている馬は、さらに着順を上げてくる可能性が高い

 

1着馬との着差

着順と共に重要になるのが1着馬との着差です。

例えば、3着になったレースがあったとしても、1着との着差が1秒以上であったりすると、着順以上に実力差があった(能力的に足りていない)可能性があります。

逆に着順は8着くらいでも、1着との着差が0.5秒くらいだったとすれば、逆転の可能性があった(能力は足りていた)という見方もできます。

判断の目安としては、0.7秒差くらいまでは悪くない内容のレースとしてチェックしておくと良いでしょう。

ポイント

  • 着順と共に能力を判断するうえで重要な要素
  • 概ね1着との差が0.7秒差以内のレースは内容のあるレースとして評価する

 

上がり3ハロンのタイム(上がりタイム)

上がり3ハロンとはレースの残り600mのことで、上がり3ハロンのタイムが示す要素は簡単に言うと「ラストスパートの速さ」という事になります。

今の日本の競馬では、多くのレースが最終コーナーまで集団で様子を見つつ、最終コーナーあたりからペースを上げて直線ラストスパート勝負という展開になっています。

つまり、上がり3ハロンのタイムが速い馬ほど、レースで上位にくる可能性が高い馬と考えることができます。

ここで重要なのは、上がり3ハロンのタイムは馬場やレース展開で大きく左右するので、評価をする場合は「出走したレースメンバー中何位のタイムだったか」を見る必要があるという事です。

出走メンバー中1位や2位の上がりタイムを何度も出している馬は能力が高い可能性が高いです。

ただし、逃げ馬に関しては序盤のポジション取りで脚を使う(=ラストはバテやすい)ため、上がりタイムが遅くても評価を下げる必要はありません。

上がりタイムの確認方法は、JRAホームページの出走表であれば近走の「レース名」をクリックすると、そのレースの全着順が見れるので、そこで各馬の上がりタイムも確認できます。

新聞だと、新聞にもよりますが、1位の馬は白抜き文字などで表記されてわかるのですが、2位以下はわからないものが多いです。

この上がり3ハロンのタイムは予想の重要な要素として捉えている人も多く、私もかなり重要視している要素です。

的中率を上げるためにも上がり3ハロンのタイムは要チェックだと言えるでしょう。

ポイント

  • 上がり3ハロンのタイムは日本の競馬ではとても重要な要素
  • 「出走したレースメンバー中何位の上がりタイムだったか」を確認する
  • 何度もレースメンバー中1位や2位の上がりタイムを出している馬は能力が高い可能性が高い
  • 近走で出走メンバー中上位の上がりタイムを出して、着順、着差も良い馬は狙い目
  • 逃げ馬は参考外としてよい

 

適性の判断

 

続いてレースに対する各馬の適正の判断をしていきます。

 

芝適正、ダート適性

基本的には競馬における芝レースとダートレースは別物だと考えて構いません。

予想する際も、芝レースの予想であれば過去のダートレースの成績は参考外。ダートレースであれば芝レースの成績は参考外というように考えてしまってOKです。

なので、馬柱を確認して近走に今回のレース条件とは合わないレースがあった場合は、参考外として能力を評価していきましょう。

ポイント

  • 芝レースでは過去の芝レースでの成績のみ、ダートでは過去のダートでの成績のみを見て能力の判断をしてOK

 

距離適性

得意な距離であるかどうかという点も予想において重要になります。

今回のレースと同距離のレースでの成績が最も参考になります。続いて前後200mまでのレースの成績も参考にして良いでしょう。

400m以上距離が違うとレースペースなどもかなり変わってくるので参考にはしにくくなります。

ポイント

  • 今回出走するレースの距離から±200mの距離のレースの成績を重要視する

 

コース適正

競馬場には右回りのコースと左回りのコースがあったり、坂や直線の長さなどそれぞれの競馬場によって特性があります。

なので、馬によって得意なコース、不得意なコースというのが結構出てきます。

そこで出走するレースと同じ競馬場での成績が良い馬はそのコースが得意=馬券の狙い目というように考えることができます。

ポイント

  • 今回出走するレースと同じ競馬場でのレースで好成績が多い馬は狙い目

 

重馬場適正

競馬場の馬場は、天候によって状況が変化します。

特に雨が降って、重馬場や不良馬場になってくるとそれを得意とする馬や苦手な馬がでてきます。

馬場が重馬場や不良馬場などになった時は、過去の成績を見て重馬場、不良馬場で好成績を上げている馬を狙うと良いでしょう。

ポイント

  • 重馬場や不良馬場のレースでは、過去に重馬場や不良馬場で好成績が多い馬は狙い目

 

血統

基本的に適正を見る場合は、ここまでの説明のように過去のレース内容から判断するのが確実です。

しかし、過去に同じ条件のレースで走っていない場合にどう判断するかという問題が出てきます。

その時は血統を見て適性がありそうかどうかを判断します。

血統での判断では、主に父、母さらに母父などが得意とした距離や馬場、また父や母父の産駒達が好走している条件を見て、好走している条件と一致している場合は適性がありそうだと判断します。

ポイント

  • 過去のレースから適性を判断できない時は血統で判断する
  • 父、母、母父が好走していた条件なら、その子も好走する可能性は高い

 

指数を参考にする

指数とは、ここまで説明してきた能力の判断を予想家や予想ソフトがそれぞれの基準で計算し「数値化」したものです。

各競馬専門紙や競馬予想ソフトで確認できます。

能力の判断としては非常に参考になるものなので、特に初心者の方は参考にすると予想をしやすくなると思います。

ただし、指数通りに買えば当たるというものでは無い(そんなものがあれば皆さん指数通りに馬券を買って終了です。笑)ので、あくまで予想の参考の一つとして考えてください。

ポイント

  • 指数は私情を挟まないので比較的公平性のある評価が多い
  • 独自に指数をだして予想している予想家も多い

 

予想家の予想を参考にする

新聞や競馬専門紙を買うと予想家の予想が見れます。

予想家の方たちは当然ながら素人の私たちよりも多くの情報をもって予想しているので、予想するうえでの参考になります。

初心者の方は、ある程度予想に慣れてきたら自分の予想後に予想家の予想と比較してみるのも良いかもしれません。

似通った予想ができるようになってきたら、予想がうまくなってきたという一つの基準になるでしょう。

ポイント

  • 独自の情報網でなかなか一般人には回ってこないような有力情報を持っている場合もあるので、近走成績からは評価できないような馬に印がついているときは要チェック

 

ブログやTwitterなどで予想している人を参考にする

新聞などを手にしてない場合で指数や予想家の予想が見れない場合は、ブログやTwitterなどで予想している人を参考にするのも一つの手段です。

私も毎週末予想を公開しているので参考にしたい方はこちらをどうぞ。
(過去のレース予想記事です。最新の予想記事はトップページから閲覧できます。)

【競馬予想】NHKマイルカップの予想と今週のおすすめレース【2021】

続きを見る

ただし、私も含め、予想の知識や実力などは人それぞれですし、有料の専門紙や競馬予想ソフトなどの責任のあるメディアとは違い誤情報が含まれてしまっている場合もあるので、予想の参考にするかどうかは自己責任でお願いします。

ポイント

  • 回収率が100%を超えているような結果が伴っている方の予想はとても参考になります。
  • 誰の予想を参考にして損をしたとしても、それは全てあなた自身の責任です。暴言や誹謗中傷などの書き込みは絶対にやめましょう。

 

出走馬の当日の調子を判断する

 

出走馬の能力判断ができたら次は、当日の馬の調子を判断します。

 

素人目には判断がとても難しい要素ですが、気をつけるべきポイントをいくつか挙げていきます。

パドックと返し馬についてはレース直前にしか行われないので、予想の順番としては最後ということになります。

馬体重についてもレース当日に発表されるので、前日までに予想する場合は「馬体重」「パドック」「返し馬」については予想の要素から外れます。

 

馬体重

一つ目の基準は馬体重です。

馬も痩せすぎ、太り過ぎでは本来の調子を発揮できません。

判断基準は難しいですが、最初のうちは体重の増減が±10キロほどあるときにパドック解説者が「太っている」「痩せすぎている」という発言をした時は注意すると良いでしょう。

また、レースを使うごとに馬体重が減ってきている馬も消耗している可能性があります。

ポイント

  • レースごとに体重が減ってきている馬は注意
  • 休み明けで大幅に体重が増えている馬は、成長分なのか絞れていないだけなのかパドックで体型をチェックして判断する

 

パドック

2つ目はパドックです。

見るべきポイントとしては「体型」「筋肉のつき具合」「毛づや、皮膚の薄さ」「歩様のスムーズさ」「踏み込み」「入れ込み具合」などがあります。

ただ、良し悪しを判断するには、これはもう経験と感覚としか言いようがないので、慣れていない方はパドック解説などを参考にすると良いでしょう。

ただし、私の経験上パドック解説者が「良い」「悪い」といったからと言って予想をひっくり返すのはやめた方が良いです。

当然メディアで発言するだけの経験を持っている方たちですが、それでもあまり信憑性がないレベルなのがパドック予想の難しさです。

参考にするときは、「明らかに太い」「痩せすぎていて元気がない」「入れ込みが激しく大汗をかいている」など、どうみても力を発揮できないなと見える場合に評価を下げる程度が良いです。

何年も競馬を見ているといつの間にか「この馬来そうだな」と思った馬が好走するようになってきたりします。

ポイント

  • 見るべきポイントは多く、良し悪しを判断するには経験が必要
  • パドック解説などを参考にするときは、解説者のコメントを過信しすぎない

 

返し馬

これも素人目には判断が難しい要素ですが、何年も競馬をやっていくとなんとなく良さそうな馬がわかるようになってきます。

一般的にはざっくりですが、脚の運びがスムーズだったり、落ち着いて騎手の指示に従っていたりすると、本番で力を発揮しやすい状態と見て良いと判断します。

また、全馬の返し馬をすべて見るというのは現地で見ていても難しいので、注目している馬がスムーズに行ったかどうかを確認する程度で良いでしょう。

ポイント

  • テレビ視聴だと放映に移らない場合も有り全馬を見るのは難しいので、注目している馬の確認程度に見ればOK

 

調教タイム

調教タイムも馬の調子を判断するうえで重要です。

調教師によって調教の仕方が様々なのでどうであればよいというのは難しいですが、

一つの基準としては、レースが近づくにつれてタイムが上がってきている、レース前最後の追切で自己ベストタイムをマークする、などの馬は調子が良いと判断してよいと言えます。

新聞や専門誌には「調教診断」や「追切診断」といった調教を評価するコーナーもあるので、それらを参考にするのも良いです。

ポイント

  • 速いタイムを出している馬は能力、調子共に高い可能性が高い
  • タイムが遅いからと言って悪いというわけではない
  • 初心者のうちは各紙の「調教診断」や「追切診断」を参考にすると良い

 

調教師など関係者のコメント

調教師など関係者のコメントも参考になります。

基本的にはレースに出す以上良い結果を求めているのでネガティブな発言は少ないですが、時々「叩いてから」「次が本番」といったような、まだ馬が本調子ではないことを示唆するような発言もあるのでそういった時は注意が必要です。

ポイント

  • 休み明けの馬で「叩いてから」「次が本番」というコメントがある場合、七~八分の調子で出走するということ

 

レース展開を予想する

 

次はレース展開を予想します。

 

レース展開を予想できるようになると、予想の精度が大幅に上がってきます。

 

出走馬の脚質から予想

まず、レース展開を予想するうえで重要なのが各出走馬の脚質です。

基本的には逃げ馬が多いとハイペースになり、逃げ馬が1頭もしくはいない場合はスローペースになりやすいと考えて良いです。

他にもペースに影響する要因はありますが、最初はこの見方で展開を判断しましょう。

逃げ馬がいるかどうかを見るには、馬柱の近走成績の「通過順位」を見ます。ここが①①①①となっている馬が逃げ馬です。

同じレースに逃げ馬がいるときは②②②②になっていたりもするので、近5走位を見てほとんどの通過順位が①か②か③くらいの馬は逃げ馬と見て良いでしょう。

ハイペースになると、逃げ先行馬がバテやすくなるので差し追い込み馬が有利になります。

逆にスローペースになると、逃げ先行馬がバテないので逃げ先行馬が有利になります。

ポイント

  • 逃げ馬が多くハイペースが予想される場合は、差し、追い込み馬が狙い目
  • 逃げ馬が1頭か0頭の場合は、逃げ、先行馬が狙い目

 

馬場状態から予想

芝コース限定の話になりますが、レースでは基本的に馬はコースの内側を走るので、内側から芝が荒れていきます。

そのため開催が進むにつれて内側が走りにくく、外側に状態の良い芝が残って外側が走りやすい状態になっていきます。

なので、基本的には開催1週目は内側をロスなく走る逃げ先行馬が有利になり、開催が進むにつれて直線で外を走る差し追い込み馬も届くようになっていきます。

開催中に芝がかなり荒れた状態になると、内柵を外に出して荒れた芝をコースから外す「コース変更」が行われます。

そのためコース変更があった時は一時的に逃げ先行馬が有利を取り戻すことがあるので注意が必要です。

コース変更はJRAのHPの馬場情報というページで確認ができます。

ポイント

  • 開幕週は逃げ、先行馬が有利
  • 開催が進むにつれて差し、追い込み馬が有利になっていく
  • コース変更には注意が必要

 

枠番から予想

枠番も状況によって有利不利が出る要素です。

基本的に外枠に入ると、コースの内側に行くために斜めに走ることになるので単純に距離ロスがあります。

特に逃げ馬の場合は、外枠から先頭を取りに行くとかなり脚を使うことになってしまうので若干不利になる事を頭に入れておきましょう。

ポイント

  • 外枠に入った逃げ馬は要注意

 

能力、調子、レース展開、騎手を総合的に判断して印をつける

 

それではここまで見てきた要素を総合的に判断して、予想印をつけていきましょう。

 

印でなくても馬の順位をしっかりとつけられていれば問題ないのですが、予想印をつけるとより競馬の予想っぽくなります。笑

基本的には、まず能力が高いと予想した馬から順に順位をつけて、そこから調子や展開で上昇する馬、下降する馬を判断していきます。

その際に、おおよその比率として「能力」7割、「調子」1割、「展開」2割くらいの割合で判断すると良いと思います。

やはり能力の判断をしっかりすることが予想では重要だと言えると思います。

そして最後に予想に付け加える要素が「騎手」です。

基本的には各馬の能力を最も重要視しますが、その馬の能力を引き出せるかどうかは騎手にかかっているというのも事実です。

当然成績の良い騎手ほど良い結果を出しやすいので、同じくらいの馬の評価であれば成績の良い騎手が乗っている馬の印を重くすると良いでしょう。

印は下記のように付けます。

◎…本命:もっとも勝利する確率が高い、もしくは連対する可能性が高いと思う馬
〇…対抗:本命に次いで確率が高いと思う馬
▲…単穴:3番目に評価が高い馬、もしくは展開がハマれば1着も見える馬
△…連化:勝利までは難しいが2、3着には来る可能性があると思う馬

他に「×」や「注」といった印をつける場合も有りますが、基本的には「△」とほぼ同義です。

ポイント

  • ここまでの予想から「能力」7割、「調子」1割、「展開」2割くらいの割合で最終的な評価をする
  • 騎手も重要。ほぼ同じ評価の馬がいたら騎手の成績が良いほうに上位の印をつける

 

まとめ

今回は競馬の初心者から中級者向けに競馬予想の方法を紹介しました。

競馬予想は、

  1. レースの情報を集める
  2. 出走馬の能力を判断する
  3. 出走馬の当日の調子を判断する
  4. レース展開を予想する
  5. 能力、調子、レース展開、騎手を総合的に判断して印をつける

という5つの手順で行うことが基本になるという内容でした。

それぞれの項目でいくつかのコツやポイントを紹介しましたが、慣れてきたら自分なりに予想をアレンジしていくのも競馬予想の楽しみ方のひとつです。

この記事を読んで、今までよりもさらに競馬予想を楽しんでいただけたら幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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それでは、また!

 

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