今週の競馬予想！競馬歴25年のおっさんが中央競馬日曜のメインレースの予想を紹介します。
今週は、中山金杯と京都金杯の予想を紹介します。
今年から一部ルールを変更して、今までは全て買い目を同一金額（100円）でしたが、今年からは金額分配を有りにして堅い決着でも回収を狙えるように変更し、より回収率を意識した予想をしていきたいと思います。
それでは今週も、馬場状態、展開予想、コースの特徴などから「レースで求められる適性」を想定し、基礎能力、脚質、馬場適性、コース相性などの「各馬の適性」を分析し、「今回のレースで能力を発揮できる馬」を見つけていきたいと思います。
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目次
中山金杯の予想
木曜中山11R 中山金杯 芝2000m 馬場予想：良
◎ ①マテンロウレオ
〇 ⑤フェーングロッテン
▲ ⑫ウインキートス
レースで求められる適性
馬場想定 …良馬場
馬場状態 …内有利
展開予想 …ややスローペース（若干持続力よりの勝負）
脚質の有利不利…前有利
キーワード …今週からCコース使用で内前有利
中山競馬場は開幕5週目、当日の馬場想定は良馬場です。
馬場状態は、先週時点でも内外五分程度の馬場でしたが、今週からCコース使用で内の痛んだ箇所がカバーされることを考えると今週は内前有利の馬場になると予想します。
展開は、ややスローペース気味の流れからの後半やや早めの仕掛けが入る持続力寄りのレースを想定します。
メンバー的に絶対的な逃げ馬がおらず自重しあいそうな感じに加え、中山2000のコースの特徴としてスタート直後に上り坂があることで前半の入りがスローになりがちな傾向からも、全体の流れはスローペース気味に進みそう。
その流れでスタミナに余力のある形で進むため、各馬早めに仕掛ける展開になり後半は持続力勝負に。
「内前有利の馬場」「スロー気味のペース」「ロングスパート気味の直線勝負」の要素から、狙いたい馬は「道中内が取れそうな馬」「先行馬」「持続力のある馬」でいきたいと思います。
全馬の能力評価
【S】該当なし
【A】マテンロウレオ、ウインキートス
【B】クリノプレミアム、ラーグルフ、レインカルナティオ、フェーングロッテン、スカーフェイス、アラタ、カレンルシェブル、ラーゴム、レッドランメルト、ゴールドスミス
【C】ヒュミドール、コスモカレンドゥラ、フォワードアゲン、ワンダフルタウン、エヴァーガーデン
【D】該当なし
金杯らしい、ハンデ戦らしい超大混戦。
どの馬にもチャンスがあるレースと言って良いと思いますが、その中ではG2でも良績のあるウインキートス、近2走高いパフォーマンスを見せているマテンロウレオが能力面では一歩リードと見ます。
・能力評価の目安
【S】馬場・展開不問で本命候補
【A】馬場・展開が合えば本命候補
【B】馬場・展開が合えば馬券内候補
【C】馬場・展開が特に合えば馬券内候補
【D】馬場・展開が合っても厳しい
注目馬の適性と評価
①マテンロウレオ
能力評価 …A
脚質 …先行（バランス型）
枠・展開 …A
コース相性…B
本命はマテンロウレオです。
近2走は古馬相手にしっかりとした走りをしており、特に内容面で好位の内でしっかりと折り合い、直線でしっかり脚を使えている点がとてもよく、今回も同じような展開になりそうな点から好走の期待値は非常に高い1頭だと思います。
脚質的にもホープフルSや皐月賞などタフなレースでも最後までしっかり脚を使える持続力もあり、中山コースも着は良くないもののG1級のレースを3走して3度とも勝ち馬との差は1秒未満で、着差ほど内容は悪くなくコース自体はいけると思います。
枠も非常によく、内前有利の馬場で、内で溜めることができるこの馬なら1枠1番は絶好枠。
鞍上が乗り替わる点のみ若干不安ではありますが、能力面、枠、展開の噛み合いはかなり良くここは期待できる本命です。
⑤フェーングロッテン
能力評価 …B
脚質 …先行（バランス型）
枠・展開 …A
コース相性…B
対抗はフェーングロッテン。
前走菊花賞こそ大負けしてしまいましたが、その前の重賞2走は内容も良く、距離も戻るここでは狙いたい1頭。
特に新潟記念は、後方から決めてのある馬が結果を出したレースで、前々から進めて3着を確保した走りは高評価できるもの。
そこで見せた先行力、脚の持続性は今回の展開にかなりハマるんじゃないかと見ています。
中山こそ初ですが、近いコース形態の福島で結果が出ているのでコースも悪くないと見ます。
枠も5番枠は好枠。
先行力を活かすには十分な枠が引けたと思います。
⑫ウインキートス
能力評価 …A
脚質 …先行（持続力型）
枠・展開 …B
コース相性…B
3番手はウインキートス。
中山、先行有利、持続力勝負とくればこの馬は無視できません。
能力面でもG2で何度も馬券に絡む走りをしており、このメンバーなら俄然チャンスと陣営も見ているのでは。
枠が12番と少し外にいきましたが、スタミナに不安があるタイプではないので十分に妥協ラインと見て良いでしょう。
意外にもG3は初参戦という形ですが、55㎏ならあっさり勝っても不思議はないでしょう。
※各適性はS>A>B>C>Dの5段階評価
中山金杯の買い目
【馬連】
①⑤⑫ ボックス（3点） 各300
【ワイド】
①⑤⑫ ボックス（3点） 各300
京都金杯の予想
木曜中京11R 京都金杯 芝1600m 馬場予想：良
◎ ⑤エアロロノア
〇 ⑦イルーシヴパンサー
▲ ⑩マテンロウオリオン
△ ③ピースワンパラディ
△ ⑥タイムトゥヘヴン
△ ②プレサージュリフト
レースで求められる適性
馬場想定 …良馬場
馬場状態 …外有利
展開予想 …ややハイペース（瞬発力勝負）
脚質の有利不利…やや後ろ有利
キーワード …直線は外が伸びる馬場
中京競馬場は一応開幕週ですが12月開催から中2週での開催、当日の馬場想定は良馬場です。
馬場状態は、前回開催時の終盤は外が伸びる馬場状態。
2週の間の補修では回復しきれず写真を見る感じまだかなり荒れていて、外伸びの馬場が継続していると想定します。
展開は、前を主張したいベレヌス、アルサトワがいるので多少速くなってややハイペース気味の想定。
時計はそこそこでも馬場状態を考えると、前を行く馬には結構厳しい展開になるのではという部分も考慮。
直線も同様に外が伸びる馬場で、しっかりと道中脚を溜めて直線で外に出して勝負できる馬が上位に来ると予想します。
「外が伸びる馬場」「前には厳しめの展開」の想定から、狙いたい馬は「差し・追い込み馬」「直線で勝負できる瞬発力のある馬」でいきたいと思います。
全馬の能力評価
【S】該当なし
【A】エアロロノア、イルーシヴパンサー、マテンロウオリオン
【B】ベレヌス、プレサージュリフト、ピースワンパラディ、アルサトワ、タイムトゥヘヴン、エイトシャンディン、オニャンコポン
【C】ヴィクティファルス、ダイワキャグニー、シュリ、カイザーミノル、シャーレイポピー、ミッキーブリランテ
【D】該当なし
こちらもやはり金杯らしく大混戦。
中では、NHKマイル2着のマテンロウオリオン、安田記念で上がり最速をマークしたエアロロノア、イルーシヴパンサーが強く見えます。
・能力評価の目安
【S】馬場・展開不問で本命候補
【A】馬場・展開が合えば本命候補
【B】馬場・展開が合えば馬券内候補
【C】馬場・展開が特に合えば馬券内候補
【D】馬場・展開が合っても厳しい
注目馬の適性と評価
⑤エアロロノア
能力評価 …A
脚質 …差し（瞬発力型）
枠・展開 …A
コース相性…B
今回狙う「差し馬」の中では、近走の安定感を取ってこの馬を本命に。
勝ち切れてはいないものの昨年のマイルG1は0.2と0.4秒差。メンバーの落ちるここなら当然の主力級。
G1でも上がり最速をだせるくらいの決め脚もあり、外伸び馬場の今回は重賞制覇のチャンスと言って良いと思います。
枠は5番と良くも悪くもといった感じ。
もう少し外目が良かったかなという印象もありますが、内にも外にも状況を見て動けるという点では悪くなさそう。
福永騎手もそういう乗り方はうまいのでそこは信頼して良いと思ってます。
斤量58kgが重くも感じますが、ライバルもほぼ57㎏以上なので斤量差は無いものと見て、能力面、展開利で連対はしてくることに期待して本命です。
⑦イルーシヴパンサー
能力評価 …A
脚質 …追い込み（瞬発力型）
枠・展開 …A
コース相性…B
本命と迷いましたが対抗はイルーシヴパンサー。
ポテンシャルという点ではエアロロノアよりも上だと思っていますが、関屋記念が案外だったのでここは対抗に。
昨年の安田記念前の4連勝や、安田記念の走りを見てもポテンシャルが高いのは一目瞭然。
関屋記念は乗り変わりの影響もあってか案外でしたが、ここは再起をかけてしっかり仕上げてきているはず。
ただ、再度乗り変わりになるので馬の良さがどこまで出るかは不安材料ではあります。
枠はどちらにせよ後方からだと思うので、とくに問題のない7番枠。
不安材料もいくらかありますが、それを覆すポテンシャルもあると思っているので頑張ってほしいところ。
⑩マテンロウオリオン
能力評価 …A
脚質 …追い込み（バランス型）
枠・展開 …A
コース相性…B
3番手はマテンロウオリオンです。
秋は好結果とは言えませんでしたが、タイム差も小さくスワンSでは上がり最速も出せているので、能力面はここに入っても上位と見て良いと思います。
末脚の破壊力は言わずもがなで、今回は特に展開面でチャンスが巡ってきそうなので、シンザン記念も勝った中京の舞台で躍動する姿が見れるのではないでしょうか。
枠もほど良い10番枠。
馬場の良い所を終始通れれば、末脚の爆発が期待できるでしょう。
その他の馬の短評
③ピースワンパラディ
決め手という点で上位評価3頭の下にしましたが、復帰後確実に良くなってきているのでここで結果が出る可能性も低くないと思います。
⑥タイムトゥヘヴン
この馬も最後の脚はしっかりしているので、展開がハマれば着に入ってくる可能性はあると思います。
②プレサージュリフト
クラシックは負けましたが、大負けという感じではないのでまだまだ底は見せておらず。
デビュー時の印象からは末脚の破壊力あると思うので抑え。
京都金杯の買い目
【馬連】
⑤－②③⑥⑦⑩ 1頭軸流し（5点） 各400
まとめ
今週は、中山金杯と京都金杯の予想を紹介しました。
本命はそれぞれ、中山金杯が①マテンロウレオ、京都金杯が⑤エアロロノアです。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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